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はじめに
今回は、Excel のピボットテーブルの中でも構成比、前月比、累計などの求め方の勉強を行います。やってみると意外と簡単で出来る事がわかり、Access で開発していた帳票も本当に Excel でも良かったんだーと思います。ただ、ずっと使っていないと忘れそうです。今までほとんど Excel って使って無かったので、これからは分析をメインに使ってみたいと思います。
月別の店舗別の売上構成比の求め方
サンプルデータから 2019 年度の店舗別 1 月から 6 月までの売上合計をピボットテーブルで作成します。もし、この表の作り方がわからない方は、前のページを復習して下さいね。
カーソルを B6 に置き、「分析」-「フィールドの設定」をクリックします。
下記のウインドウが表示されます。
名前の指定:構成比
計算の種類を選択します。
計算の種類:列集計に対する比率
基準フィールド:店舗名
を指定し、「OK」を押します。
売上合計金額が構成比に変わります。
BB としては、売上合計の横に構成比が表示された方が好きなので、後日、挑戦してみたいと思います。
値フィールドの設定(集計方法)

上図の「積」の下に下記項目があります。
- 数値の個数
- 標本標準偏差
- 標準偏差
- 分散
値フィールドの設定(計算の種類)

上図の「親行集計に対する比率」の下に下記項目があります。
- 親列集計に対する比率
- 親集計に対する比率
- 基準値との差分
- 基準値との差分の比率
- 累計
- 比率の累計
- 昇順での順位
- 降順での順位
- 指数(インデックス)
月別の店舗別の売上合計の前月比の求め方
最初の画面に戻ります。「分析」-「フィールド設定」の赤枠を無視してみて下さいね。
ここに、「店舗売上」を「値」欄にドラッグします。そう。同じ値が表示されます。ここでは、これでOKです。
下記の「合計/店舗売上」をクリックして、右ボタンで下記の「値フィールドの設定」をクリックします。
下記のようなウインドウが表示されますので、
名前の指定:前月比
計算の種類を選択します。
計算の種類:基準値との差分の比率
基準フィールド:月名
基準アイテム:(前の値)
「OK」ボタンを押します。
前月に対する差に比率が表示されます。
月別の店舗別の売上累計の求め方
最初の画面に戻ります。「分析」-「フィールド設定」の赤枠を無視してみて下さいね。
ここに、「店舗売上」を「値」欄にドラッグします。そう。同じ値が表示されます。ここでは、これでOKです。
上図の Execl の 「 C5 」欄をクリックして、右ボタンで「値のフィールドの設定」をクリックします。すると下記のウインドウが表示されます。
名前の指定:合計/店舗売上2->累計にします。
計算の種類を選択します。
計算種類:累計
基準フィールド:月名
「OK」をクリックします。結果は下記図の通りです。
地区別月別の売上累計の求め方
これも、最初から作り直して下記のように設定し、これも簡単に作成出来ました。
せっかくここまで出来るようになったのだから 60 過ぎの BB にとっては忘れないようにしなければと思います。
今回は、これで終わりです。